SDGs 持続可能な開発目標 2015年にニューヨークで開かれた持続可能な開発サミットにて、193の国連加盟国が合意したアジェンダ案「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。この中には貧困問題をはじめ、地上の資源やエネルギーなど、持続可能な社会にしていくために世界が協力して取り組むべき課題や目標が掲げられています。 地域資源の活用と経済の活性化 大手業者は全国的に均一の品質の商品を使用するため、地域の県産材をあまり使いません。そのため、必然的に地域の中小建築業者で仕事を行う事になり、地域建築業の活性化につながります。また、建築業者は各施工の職人業者と連携して行っている裾野の広い業態であるため、地域の建築業者以外の職人業者の活性化にもつながります。また、内装材について県産材や無垢材を使う事を大手業者は行わないため、内装材に使いたい場合も同様に地域の中小建築業者の仕事を増やし、天然素材をうまく活用できる業者の存続に寄与できます。 製材産業全体でみると、下請けの仕事が多いのが現状です。ですが家具を含んだ地域産業は地域資源を活用することで、地域の業者を中心とした大きな産業となる可能性を含んでいると思います。私たちは、地域資源を利用した様々な商品開発にも力を入れていきますし、県産材を使った様々な商品の魅力についても外部に向けて発信していきます。 それが地域経済の活性化につながると考えております。